WordPressでブログを運営していくうえで、プラグインのインストールは不可欠になります。
とても便利なプラグインがたくさん出回っていますが、やみくもにインストールするのはおすすめしません。
なぜなら、プラグインを導入しすぎることにより、ブログが重くなってしまったり、プラグイン同士が互いに影響しあって、思わぬ不具合が生じる可能性が高まるからです。
ブログが重くなってしまうと、SEOにも悪影響を及ぼしてしまうので避けたいですよね。
それぞれの特徴を踏まえて、有効活用してみてください。
プラグインをインストールする方法
プラグインというのは、WordPressでブログを運営していくうえでの拡張機能のようなものです。
プラグインをインストールすることによりWordPressの機能性が劇的に向上します。
プラグインを導入するのは、とても簡単なのでこちらの記事にしたがって行っていきましょう。
プラグイン一覧
ただしWordPressのバージョンによって不具合がでるものもありますので、随時エラーがないか導入時は確認するようにしてください。
AddQuicktag
AddQuicktagは、よく使うコードを登録しておくことで、クリック1つでそのコードを挿入することができるプラグインです。
Youtube動画をスマホではみださないようにレスポンシブにしたり、文字を太字にしたりするときに使うことができますね。
記事を作成する時間を大幅に短縮することができるので、インストールしておきましょう!
Akismet
Akismetは、WordPressにデフォルトでインストールされているプラグインです。スパムコメントを自動的に検出して、除外してくれるのです。
スパムコメントは何千、何万と来るので、コメントフォームを設置している場合は、Akismetを導入していないと大変なことになります。
Autoptimize
ページ表示速度を向上させてくれるプラグインです。ページの表示速度が速まると、ユーザーがサクサクと記事を読めるようになります。
これによって、Googleからの評価も高まるので、SEO対策になるのです。複雑なプログラム知識を持っていなくとも、Autoptimizeがあれば、CSSとJavaScriptを最適化してくれるので、かなり有用なプラグインとなります
Broken Link Checker
Broken Link Checherはリンクが切れてしまっているリンクに、自動で打ち消し線をつけてくれます。
リンク切れはSEO的によろしくないので、Broken Link Checkerは必ず導入しておきましょう。
特に設定をする必要はないので、インストールしておくだけでOKです。
BackWPup
BackWPupは、あなたのブログのバックアップをとってくれるプラグインです。例えば、WordPressを最新のバージョンにアップデートしたときに、不具合が起きてデータが飛んでしまったりすることもあります。
ブログデータは、資産です。
今までの努力がつまっているはずですので、不具合なんかで失ってしまっては立ち直れないです。
BackWPupは、自動で定期的にバックアップをとってくれるので、思わぬエラーが起きても、バックアップデータで復元することが可能になるのです。
資産ブログを作るためには、必須となるプラグインです。
Buffer My Post
Buffer My Postは、ブログの過去記事をSNSへ自動的に流すことができるプラグインです。
ツイッターで、過去記事を定期的にツイートするプラグインは、Tweetilyというプラグインが有名ですが、Tweetilyはエラーが出るようになり使えなくなりました。
Buffer My Postはツイッターだけでなく、フェイスブックやGoogle+に流すこともできるので、かなり高性能です。
過去投稿を自動投稿される方は取り入れてもいいかと思います。
Category Order
Category Orderとは、カテゴリーの順序を変えることができるプラグインです。記事数が増えるにしたがって、カテゴリーの数も増えていくと思いますが、できるだけ見栄えがいいような順番に変更したいですよね。
このプラグインをインストールすることにより、ウィジェットのカテゴリーの順番を変えることができるのです。
Contact Form 7
お問い合わせフォームを簡単に設置することができるプラグインです。お問い合わせフォームの設置はブログ運営者として常識のことですので、ぜひ導入しておきましょう。
EWWW Image Optimizer
このプラグインは、これからアップロードする画像やもともとアップロードされている画像を一括して圧縮できるプラグインです。
画像を圧縮することは、ページ表示速度やサーバーの負荷などを考慮するととても重要なことになってきます。
Google XML Sitemaps
Google XML Sitemapsというプラグインを使えば、クローラー用のサイトマップを簡単に作成することができます。
クローラー用のサイトマップを作ることにより、あなたのブログがGoogleにしっかりと認識されやすくなるのです。
これにより、投稿した記事がしっかりとインデックスされるようになります。
そして、クローラー用のサイトマップを作成したら、Google Search Console(旧ウェブマスターツール)に登録します。
これらの流れについては、下記記事で詳しくお伝えしているのでぜひご覧ください!
Jetpack by WordPress.com
Jetpack by WordPress.comは30個以上の機能を搭載しているプラグインになります。
とてもたくさんの機能があるので、すべて使いたくなってしまうのですが、あまりにも使いすぎると負荷がかかりすぎてしまうのでおすすめできません。
WordPress.com統計情報では、WordPressのダッシュボードやスマホのアプリからブログのアクセス数などのアクセス解析情報を見ることができます。
いちいちGoogleAnalyticsを見に行かなくても、アクセス数を見ることが出来るのでかなり便利です。
また、パブリサイズ共有は、記事を投稿すると同時にSNSにも投稿してくれるのです。
Lazy Load
Lazy Loadを使うと、ページ表示のときに画像を読み込む優先順位を低くしてくれるので、ページ表示速度を上げることができるのです。
画像は、ページの中でも容量が大きな部分ですので、かなりページ表示速度を改善することができます。
特別な設定をする必要はなく、インストールしておくだけで効果が発揮されます。
No Self Pings
No Self Pingsを導入すると、セルフピンバックを無効にすることができます。内部リンクを貼ったときに、コメント通知やメールが届いたりするのを防ぐことができるのです。
また、No Self Pingsと同様の機能がテンプレートによってはデフォルトで導入されている場合があります。
賢威の場合は、導入されていないのでインストールしておきましょう。
Post-Plugin Library(任意)
Post-plugin Libraryは、人気記事を表示するプラグイン「WordPress Popular Posts」を使用するために必要なプラグインになります。
WordPress Popular Postsとセットで使用するプラグインとして、インストールしておきましょう。
PS Auto Sitemap
ブログに訪れてくれたユーザーのためのサイトマップを作るプラグインです。サイトマップというのは、ブログの目次のようなページです。
PS Auto Sitemapをインストールしておけば、記事を投稿すると自動的にサイトマップに記事が追加されるのです。
ユーザービリティだけでなく、内部リンク強化のためにも有効なので、ぜひ導入しておきましょう。
PubSubHubbub
変な名前のプラグインですが、かなり有用なプラグインです。PubSubHubbubを導入しておくと、記事のインデックス速度を早めることができるのです。
インデックス速度を早くすることにより、
- すぐに投稿した記事の検索順位をチェックすることができる
- インデックス速度が遅い場合よりアクセスを多く集めることができる
- 他の人に記事がマネされてコピーコンテンツ扱いされてしまうのを防ぐことができる
などのメリットがあります。
インストールするだけで、効果があらわれるのでぜひ導入しておきましょう。
Table of Contents Plus
記事の上部に目次を自動的につけることができるプラグインです。ユーザービリティを考慮すると、目次の使用は非常に大切になってきます。
Table of Contents Plusを使えば、毎回自分で設定することなく、自動で目次を挿入してくれるのでかなり手間を省くことができるのです。
TinyMCE Advanced
文字の装飾を簡単に行うことができるようになるプラグインです。
文字にマーカーのような線を引いたり、文字の大きさを変えたりすることがボタンひとつでできるようになるのです。
見やすい記事を作ることはSEO対策にもなりますので、ぜひ導入しておきましょう。
WordPress Ping Optimizer
これはPing送信を最適化することができるプラグインです。記事を投稿すると自動で、登録しておいてPing送信先にPingが送信されるのです。
また、短時間で記事をたくさん更新すると、スパム判定を受けてしまうこともあります。WordPress Ping Optimizerはそういった過度のPing送信も防いでくれるのです。
WordPress Popular Posts
ほとんどのブログではサイドバーにアクセス数が多い人気記事が表示されていますね。そういった人気記事をサムネイル付きで表示してくれるのが、WordPress Popular Postsです。
人気記事は非常にクリックされやすいので、直帰率の改善につながります。また、WordPress Popular Postsだとサムネイル付きで表示することができるので、さらに見栄えがよくなりますね。
WordPress Related Posts
記事下などに関連記事を自動的に挿入することができるプラグインです。直帰率改善のためにも、関連記事を表示することは非常に大切になります。
WP-Optimize
WP-Optimizeはデータベースを最適化してくれるプラグインです。WordPressを運営していると、記事のリビジョンやごみ箱などに余分なデータが蓄積してしまいます。
これにより、データベースの容量が圧迫されてしまい、ページ表示速度の低下などの悪影響が起きてしまうのです。
WP-Optimizeを使うと、データベースを自動で定期的にお掃除してくれます。
WP-PageNavi
ページナビゲーションを設置してくれるプラグインです。デフォルトでページナビゲーションが設置されていないテンプレートを使用する場合は、このプラグインを使用して設置します。
ページナビゲーションを置くことにより、ユーザーがより快適にブログの記事を見れるようになったり、クローラーが巡回しやすくなったりします。
Wp Pagenavi Style
Wp Pagenavi Styleは、WP-PageNaviで作成したページナビゲーションをおしゃれにカスタマイズすることができます。
やはりブログの見栄えは重要になりますので、ぜひ導入しておきたいプラグインとなります。
WP External Links
WP External Linksをインストールしておくだけで、自動でブログ内の外部リンクにnofollowタグをつけて、新しいタブで開くようにしてくれます。
外部リンクへのこのような対処はSEO対策として非常に有効ですので、アクセスを集めるためにはぜひ導入しておきたいプラグインになります。
WP Multibyte Patch
WordPressにデフォルトでインストールされているプラグインです。WP Multibyte Patchは、日本語用のマルチバイト文字を最適化してくれるので、日本語を使用する場合には必須となるプラグインとなります。
テンプレートに応じて調整しよう
昔までは、
- All In One SEO Pack
はSEO対策として必須のプラグインだったのですが、最近のテンプレートではデフォルトでSEOの設定機能が標準装備されています。
このように使用しているテーマによっては必要ないプラグインもあります。
プラグインを入れすぎると不具合が起きたり、ページ読み込み速度を遅くする原因になります。
最低限は必要ですが、適宜取捨選択して、取り入れてみてください。