アドセンスで稼ぐために、毎日記事の更新に追われて、記事作成が少し雑になっていませんか?
たしかに、記事を量産することはブログへの入り口が増えるので、アクセスが増えやすくなります。
しかし、とにかく記事を量産することだけ考えていたら、集まるはずだったアクセスも集まらなくなってしまう恐れがあります。
つまり、丁寧に記事を作成することも意識していかなければなりません。ユーザーのために丁寧に記事を作成することにより、記事がとても見やすくなります。
その結果、むやみやたらに記事を投稿するよりも収入が増えやすくなるのです。
記事を見やすくするメリット
手間をかけて記事を見やすくすることで、得られるメリットは主に以下の3つがあげられます。
- SEO対策になる
- リピーターが増える
- アドセンスクリック率の上昇
それでは、それぞれについて詳しく解説していきます。
SEO対策になる
昔は、被リンクを大量に送ったり、記事タイトルにキーワードを詰め込みまくったりするだけで上位表示させることができました。
しかし、現在のGoogleの検索アルゴリズムでは、良質なサイトほど、検索結果で上位に表示されるようになってきています。
・記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
・ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
引用:Google ウェブマスター向け公式ブログ
Googleが「良質なサイト」と定義している項目の中に以上のようなものが含まれています。つまり、しっかりと読者のことを考えて見やすい記事を作ることがSEO対策になるということです。
➡【2019年最新版】SEO対策とは?ブログ初心者でも1分で分かる基本
リピーターが増える
記事を見やすくすることで、ブログに訪れてくれるリピーターが増えていきます。
新聞のように文字がびっしりつまっている記事より、適切に余白があるような記事の方が読みやすいですよね。読みやすい記事は、ユーザーがブックマークしてくれたりするので、リピーターが増えやすくなるのです。
よりユーザーのことを考えたコンテンツ作りが大切ということですね。
アドセンスをクリックしてもらいやすくなる
「記事を見やすくする」という面倒くさい作業が、僕たちの報酬アップにもつながります。
記事が見やすいと、ユーザーは文章をしっかりと読んでくれるので、その分アドセンスのクリック率も高くなるのです。
その反面、記事の見やすさを考慮していない記事はアドセンスのクリック率が低くなってしまい、報酬につながりにくくなるのです。
記事を見やすくする方法
記事を見やすくすることは、さまざまなメリットがあることが分かりましたね。
それでは、具体的にどのようにして記事を見やすくしていけばいいのか解説していきます。
主に、以下の6つの方法があげられます。
- 適度な改行
- 適度な文字数
- 見出しの使用
- 文字の装飾
- 画像・動画の使用
- 誤字脱字チェック
それでは、それぞれについて詳しく解説していきます。
適度な改行
改行をほとんどしていない文章は、文字がぎっしりつまっていてかなり見にくいです。新聞や論文は文字ばっかりで読みやすいとは言えないですよね。
逆に、改行のしすぎもよくありません。ユーザーに無駄なスクロールを要求することになるので、読み進めることがストレスになってしまいます。
適度な文字数
文字数は多すぎても、少なすぎても不適切になります。SEO的な観点からすると、情報量がたくさんつまっている文章の方がいいので、文字数は多い方がいいです。
しかし、記事のボリュームが多すぎると読者は読むのに疲れてしまうので、途中で離脱してしまう確率が高まります。
それに伴い、アドセンス広告をクリックしてもらう確率も低くなります。
つまり、情報量を入れつつ、しっかりとユーザーに飽きさせずに読ませる工夫が必要になってくるといわけですね。
経験的にはジャンルにもよりますが3000~4000文字程度の記事が検索結果1ページ目に入ることが多いと感じています。
一時期は長文コンテンツが非常に優遇される時代がありましたが、徐々にその傾向はなくなってきています。
最初は記事を書くことにも慣れていないと思いますので、1000文字~2000文字程度を目安に書いていくといいでしょう。
見出しの使用
文章だけがダラダラ続く記事より、内容のかたまりごとで、見出しで区切られていると、記事は読みやすくなります。
見出しを多用しすぎると、スパム判定されるという話もありますが、不自然なほど使用していなければ問題ありません。
ここでも、ユーザー観点から考えることが重要となります。
文字の装飾
重要な部分や伝えたい部分を装飾することにより、より読者に内容が伝わりやすくなります。
装飾には、
- 太字
- 文字の大小
- 文字色
- 文字の背景色
などがあります。ご自身の好みによって適宜、このような文字の装飾を行いましょう。
ただ、装飾しすぎると、どこが大切な部分か分からなくなってしまうので、注意しましょう。
本当に重要な部分だけ、太字にするなどの自分のルールを決めるといいですね。目安としては、見出しにつき1~2箇所程度が適切となります。
画像・動画の使用
適度に画像や動画を使うことでも、記事は格段に見やすくなります。特に画像は、読者の目を休ませる効果があり、記事をしっかりと最後まで読んでもらえるようになります。
また、文章だけでは分かりにくい内容を、Youtubeの動画を使えば、より分かりやすく読者に情報が伝わるようになります。さらに動画は、ユーザーの滞在時間を延ばすこともできるので、SEO対策にもなるのです。
➡【特化型ブログ】直帰率・滞在時間・離脱率を改善してSEO対策する方法
誤字脱字チェック
誤字や脱字のチェックもしっかり行うようにしましょう。
特に、記事ライティングを外注化している場合は、ライターさんが誤字脱字している可能性もあるので、文字の装飾や画像の挿入などを行うついでに、誤字脱字もチェックしておくといいですね。
見やすい記事こそ最高のSEO対策
記事を見やすくすることによって得られるメリットとその方法について紹介しました。少し面倒に感じてしまうと思いますが、記事を読みやすくすることは後々かなり大きな影響を及ぼします。
それが、SEO対策になったり、リピーターが増えたり、アドセンスのクリック率が上がったりすることなのです。これらはどれも収入に直結する大切なことですね。